カメラマンの気持ち~写真写りをよくする方法~

婚活やプロフィール写真を撮りにいらっしゃると

みなさん自然な表情や自然な笑顔がなかなかできません。

表面的な気持ちだけで笑顔を作ろうとすると、口元や肩や首に力が入って不自然になってしまいます。

プロのモデルや俳優でないので、なかなかすぐに自然な表情を出すことは難しいですね。

緊張するのか、しないのか?はカメラマンの人柄や雰囲気でも違いますよね。

大抵は、カメラマンとは初対面。

カメラマンの印象が優しそうだと何だかホッとしたり、怖そうだと、気持ちが硬くなってしまったりしませんか?

しかし、カメラマンも、いかに被写体の皆さまにリラックスしてもらいたい!心を開いてもらいたい!と

ラポール関係を築くのに、気を使っています。

その場に信頼関係がないと、いい写真を撮れないですからね。

 

いい写真を撮るには?というと撮られる側がどうしたらいのか?という記事が多いので、撮る側=カメラマンの立場から撮影の時にどんな事を思って撮影しているのか、書いてみます。

皆さまが撮影の時に少しでも、リラックスして楽しく撮影ができますように、撮影した写真に満足して頂けるようになると嬉しいです♪

撮影セッションはカウンセリングに似ている

撮影は言語を超えたテレパシー的なコミュニケーション

プロフィールや婚活・就活撮影は、撮られる側と撮る側の二人の間の空気感を通したコミュニケーションの結果が写真になっていきます。

もちろん相性や好き嫌いもあるかと思います。」

しかし、カメラマンのミッションとして、「その人の素敵な所を引き出す事」が第一ですので、

偏見は捨てピュアな気持ちを持って、その人を大好きに思って接します。

「好きです」という言葉のコミュニケーションよりも、言葉以外の「ノンバーバルコミュニケーション」

が重要になってきます。

分かりやすく言うと、その人が「リラックスできるような気持ち」を意識して表現していきます。

例えば、笑顔だったり、丁寧な接客だったり、言葉遣いもそうですね。

またスタジオで流す音楽やアロマや照明なども含まれます。

ですので、その気持ちに是非応えてくださると、というか、その想いを感覚で感じてくださって感覚で応えて下さると、いい写真に結びつきます。

初対面なので、その方の情報よりも、その現場でのお互いの雰囲気から醸し出すコミュニケーションのキャッチボールが写真の仕上がりに大きく影響するのです。

言葉以外の「感覚」は、緊張しているとなかなかキャッチできないのです。

ですので、リラックスして頂こうと、工夫をしていっています。

 

それはまるで、カウンセリングのような感覚で、五感のセンサーを使って接し、撮影をしています。

 

しかし、全部が全部こんな気持ちで撮影しているカメラマンばかりではないと思います。

この人、心ないな、と判断する基準は、

よくありがちな、緊張しているお客様に向かってカメラを向け

「ハイ笑って~」

「もう少し自然に笑顔くださ~い」なんて言うカメラマン。

アウト~!です(笑)

面白くないのに、しかも緊張しているのに、笑えるか~!?って。

メイクや理性の奥からの自然の笑顔が愛おしい♡

撮る側は、被写体の魅力を探しながら撮っているので、素敵な所をたくさん発見していきます。

 

撮影中は撮る側と被写体だけの世界。

他の何物とも比べないので、

その人基準のなかで素敵な所を発見できるのです。

つくづく、人は誰かと比べるから、自信がなくなったり、悩んだりするのだな、と感じます。

そう、どんなに容姿に自信のない方でも、あなたの素敵な所をカメラマンは見ているのですよ!

どんな所が素敵に見えてくるのかと言うと、メイクアップした美しさもありますが、

そのメイクや理性の下の何も武装していない笑顔をキャッチすることができた時に

あなたの姿がだんだん愛おしくなってくるんですよね。

性別や年齢も超えてそう思える瞬間が来るのです。

撮影終わると、その気持ちも冷静になりますけどね。プロだから(笑)

欠点は隠すか、オープンにするのか?

この角度だと、バランスが悪いとか、視線の位置がこのへんだと変、

または、

欠点というか、おそらく本人はコンプレックスに思っている所を敢えて強調した方がいのか?

など、あなたの欠点を隠し、素敵に見える角度や表情を探したり、

または思い切ってクローズアップする時もあるんですよ。

カメラマンを信頼して下さいね。

実は自分自身を見つめている

もっと深く言うと、カメラマンも被写体も自分というフィルターを通して感じているので、お互いに自分自身の内面を見つめる作業でもあります。

そして、逆に自分を客観的に見つめる時間でもあります。

普段の生活とは違う情報量の少ない空間内でかなり自分に意識が向くからです。

客観的にモニターなどで自分の顔や姿勢や雰囲気を見る事で、あなた自身、新しい発見もあります。

自撮りもいいけど、カメラマンに撮影される事で、自分の気づかなかった魅力に出逢える事もあります。

まとめ

カメラマンの撮影の時の気持ちの一部を書きました。

いつもこんな気持ちで撮影をしています。

緊張していて、カメラマンの事なんか考えられないと思いますが、

こんな気持ちで撮ってくれているんだと伝わったら、

少しでも緊張がとれるかな?

自然な表情を受けべ手くれるかな?

と思うのです。

だから、スタジオで写真に撮られる時は、よく写りたいという意識を持たないで

いらして頂くのが一番ですね。

1枚のあなたの写真が、あなたの夢の扉を開くきっかけになることを、イメージしていつも撮影しております。

 

 

2020年新しい自分をスタートさせよう!!