写真の自分を客観視することで「リフレーミング」し「新しい自分に気づく」
リフレーミングという言葉を聞いた事がありますか?
この「リフレーミング」とは、失敗したり、自分に自身が持てなくなった時手前に進めなくなった時などに、行き詰まっている心理的枠組み(フレーム)を、変化させ、新しい枠組み(リフレーム)を見つけ、新しい価値観を見出すことです。
リフレーミングとは、NLP(Neuro Linguistic Programming・神経言語プログラミング)の中の一つのプログラムです。
物事は中立であり、そこに意味づけをするのは、人それぞれです。
物事の捉え方で、あなたの世界は創られると言っても過言ではありません。
物事にどんな意味づけをするのかで、自分の世界が全く変わってくるということです。
このコロナ禍で、不安な思考ばかり抱えていると、どんどん不安なことが連鎖的に浮かんできてしまいます。不安は不安を引き寄せます。
不安な気持ちは、受け入れつつも、「では一体何をするのが自分にとっていいことなのか?を考える」という思考にリフレーミングすることで、未来は少しずつ変わっていくのです。
自分を客観視すると、見えてくるものがある
自分を客観視するところから、あなたは変わる
変わりたいなら今の自分自身の現状、思考や感情をよく知らなければ変われません。
自分自身を客観的に見つめることです。もう一人の自分が一歩引いて、自分を観察し認識することです。
ストレスに感じていることや、自分の事が好きになれない、などと言う気持ちを持っていると
自分の内面や現象を直視するのも辛いものです。
でもまず「今の状況を性格に把握する」「受け入れる・認める」ことが改善の一歩です。
面白いことに、自分に向き合うことは、怖いかと思いますが、これがまた客観視してみると、意外に「あっ、思っていたほどひどくなかった」など過剰な思い込みに気づき、冷静になれるのです。
客観視「できる」と「できない」の違い
「客観視できる」という事は、自分を俯瞰で見て全体像の状況がわかるということです。
例えば「目が小さくて自分の顔が嫌い」とコンプレックスに思って自分らしくいることができない、
と感じている人はいます。「小さいと思っている目」だけ見て、全部が嫌いと思ってしまうのではなく、顔や全身を引いてみた時に、そのコンプレックスも全体の中の一部なことにも気づきます。
素敵なところも必ずあります。
「客観視できない」ということでしょうか?
客観視できいと、全体の中の自分が見えなくなります。
もし自分にコンプレックスを持っていたら、コンプレックスに思っている部分しか見る事ができません。
その嫌いな部分しか意識ができないので、本当は、他の部分がとても素敵なのにそこを、見ることができなくなってしまいます。
また客観視できないと、感情的になって、ひとに言われたことをそのまま受け取り、傷ついたり、ネネティブになったりします。また、周りのとの調和が取れずに空気の読めない行動をしたり、無駄な行動をしてしまいます。
私たちは、
- 出来事や状況に対して
- 自分なりの解釈で
- その出来事や状況に反応している
このステップを繰り返しています。
ですので、2の「自分なりの解釈」によって、3の「反応」が大きく変わっていくのです。
反応が変われば、あなたの世界は変わりますよね!
自分を「どのくらいのフレーム」で見るのかで、認識や感情や気分、意味づけや思考に影響を与える
写真を撮ったあと、カメラマンはフレーム(被写体を切り取る範囲)の微調整をします。
上半身の写真と言っても、胸の下あたりできるのか?ウェストまで広げて大きさを決めるのか?
フレーミングで印象も変わってきます。
これと同じで、コンプレックスばかりの小さなフレームで見ているのと、大きい全体のフレームで自分を見るのでは、認識や感情・気分、意味づけ、思考が変わります。
例えば、目がコンプレックスですが、スタイルが抜群によい、鼻が丸くて嫌いだが、全体的に可愛い雰囲気を持っているなど、大きなフレームで自分を見てみます。
冷静になれますよね。
旧メニュー「フォトジェニックコース」のリニューアル
自分の写真を眺めていると、他人を見ているような感覚になってきます。
そして、「なぜ?」という事を考えます。なぜコンプレックスに思うのか?
この「なぜ?」を考えて見ると今まで見えていなかった自分の内面、物事の背景や、誰かの意図、が見えてきます。
スタジオラムズには「フォトセラピー」というコースがあります。
このコースは、写真が苦手の方向けに、写真に慣れて、自分のことを好きになって頂こうと、当初作ったプログラムでした。名前も「フォトジェニックコース」でした。
何十人の写真写りが悪いと感じている方々と、セッションをしてきました。
たいていの方が、自分の顔にコンプレックスを持っていらっしゃる方です。
ヘアメイクをして、撮影が始まると、最初は緊張して顔が怖く写ってしまいます。
警戒して、自分を必死に隠そうとします。
私もリラックスしていただこうと、楽しい雰囲気でお話をしながらシャッターをきっていきます。
意識を、写真を撮られていること以外のことにフォーカスしてもらいたいからです。
その瞬間はとても自然な表情になります。
写真で顔がこわばってしまうのは、本来の自分を解放できない思い込みがあります。
それは、どうせ変わらないだろう、自分の本質を知られたくない、恥ずかしい、などという思考です。
結局、きれいにヘアメイクをして、ライティングをセットして撮影をするだけでは、例え
その時は奇跡の1枚は撮れて、ある程度、よく映る角度や表情のコツがわかったとしても
普段の生活に戻れば、またいつもと同じ自分に戻ってしまう。
撮影をしたその時は満足しても、変わらない。
それに気づいた時に、マインドセットの重要性を深く感じました。
そこで、このフォトジェニックコースにカウンセリングセッションを加えた新しいメニューを開発しました。
フォトセラピーコース
新しい「フォトセラピーコース」は、自分自身を客観的に見て、カウンセリングを交えながら、撮影をし、新しい価値観に気づき、自分似変化を持って頂く、という内容です。
来ていただいてすぐに、そのままビフォーの撮影をします。
最初のカウンセリングのあと、ヘアメイクの仕上がりのイメージを一緒に考えます。
未来の自分をイメージしていただき、そのイメージで輝いているヘアメイクを目指します。そしてヘアメイクします。男性も眉毛や目の下のくまがあれば整えます。髭が濃いのが気になればコンシーラでカバーします。
いよいよスタジオで撮影。
お話をしながら、色々な角度から撮影していくのはフォトジェニックコースでのセッションを変わりません。
モニターに映った写真をその場で、一緒に見ながら、自分を客観的に見つめ、気になった写真をピックアップし、カウンセリングを交えながらお話をしていきます。
思い込みを外したり、解釈を変える質問をします。
また、解釈を別の言葉に置き換えたり、短所を別な視点で見る、事に気づいていただくように導いていきます。
それに加え、自分の姿を客観的に写真で見ることで、視覚からも前向きになるための情報を入れていきます。
写真のプロセスを見ていくと、心の変化なども読み取ることができ、自分自身の新しい発見にもつながっていきます。
「生きる」ということを考える
自分の持っている可能性をきちんと見つけて表現する
このコロナ禍は、感染すると免疫が低い場合、数日で死亡してしまうという怖い感染症です。
異常気象や大きな災害もいつ、自分に降り掛かってくのかもわかりません。
私の亡くなった主人も、大きな夢に向かってプランを立てていたにも関わらず、その途中で
亡くなり、最後までその計画ができなかったことを悔やんでいました。
その時に、私は、自分がやりたいと思ったことは、必ずやってみる!と心に決めて今があります。
もちろん、やってみて、「あれ?なんか違う・・・」と感じれば、そこから工夫して継続するのか?
辞めるのか?決めています。
自分がチャレンジしたことは、決して無駄にはなりません。
その時は形にならなくても、知識や気付き、考え方などが自分の中に蓄積されていくだけです。
失敗?もしくは、思うような結果にならなくても、プロセスでいかに、打ち込めたか?が大切です。
せっかく生きているのですから、あなたらしい充実した時間を過ごすことができれば、喜びや幸せをたくさん感じられ、楽しくなります。
自分にしかできないことは、誰にでもあります。
技術的なことかもしれないし、片付けが手際良くできるかもしれないし、人を思いやる優しい気持ちや気配りができる、ことなのかもしれません。
その素敵なところをきちんと自分に対して、周りに対してきちんと伝えていくことが
充実した人生を生きることにつながっていきます。
自信がないから、自分の内面や顔が嫌いだからと言って、このまま人生が終わってしまうのは
残念です。
自己啓発やスピリチャルにいく前に、まず自分自身を向き合い、今の自分がどうして自信がないのか?なぜ自分のことが嫌いなのか?など向き合うことです。
答えはあなたの中にしかないのですから
お話だけのカウンセリングよりも、自分という被写体を見つめながらカウンセリングをするので
気づきも深まります。
写真に映る自分自身を見つめることで、あなた自身を自分に投影します。
自己投影とは、自分が持っているものが、相手(自分の写真)に映るだけですので、
あなたの世界の中でのコミュニケーションを自分自身をしていくのに、カウンセラーの私は
気づきのヒントの質問をするだけです。
フォトセラピーコースは、ある意味セルフセラピーです。
自分自身を見つめ直し、あなたらしさを解放するきっかけになったら嬉しいです。
フォトセラピーコース
所要時間
1.ビフォー写真・カウンセリング・ヘアメイク 約60分
2.フォトセッション・カウンセリング 40分~60分
3.フォトセレクト(お好きな写真とビフォー写真)
トータル約120分
お写真はお好きなだけデータで差し上げます。
料金
¥22,000(税込み)